『骨葬』とは、先に火葬を行い、後日葬儀を行うことをいいます。
火葬の後に葬儀を行う大きなメリットとしては、3つあります。
①心が落ち着いてからゆっくり準備をしてご葬儀ができる
②時間と料金を抑えられる
③遠方在住のご親族も参加しやすい
親御さんが急にご逝去していまい、気持ちの整理もつかないまま色々な対応や手続きに追われる中、ご遺体もずっと安置できるわけでもなく、金額も高かったので戒名など何もせず火葬だけにしてしまった。という話はよく耳にします。
自分は関東に住んでいて、九州に住んでいる親が亡くなった。親戚は北海道にいる。など、遠方の場合はご親族様が集まるのは難しい場合もあります。
故人様のお顔を見てお別れすることは出来なくはなりますが、ご親族様が集まれるタイミングで、ゆっくりとどういう葬儀にするかを相談し合える『骨葬』も、今後の葬儀としては一つ選択肢となるのではないでしょうか。
『骨葬』のご相談は年々増えておりますし、お引受けいただけるお寺さんももちろんいらっしゃいます。
形式ばったものでなくても、故人様とも思い出をスライドショーにして、見ながら参列者様たちで思い出話に花を咲かせる、なんていうのも素敵な葬儀ですね。
